歴史の宿『金具屋』徹底解剖!
前回の金具屋前編(設備)に
引き続き、今回は金具屋後編
(食事・お風呂)のレポになります。
お付き合い下さいね。
夕食
夕食会場は大広間になり、
幾つかの大広間に割り当てられます。
我々は7階の「聞天の間」に
割り当てられました。
「聞天の間」は小さめで、
我々含め3グループ利用でした。
大広間ですがつい立てがあるので、
そんなに他人は気になりません。
気になるのは大広間の雰囲気。
洋風のシャンデリアと窓に
和風の畳という異空間ですw
では夕食をご紹介しちゃいますね。
牛鍋で楽しむりんごで育った
信州牛プラン
まずは、
盃・先付・香物・煮物のご紹介。
地元の食材にこだわってますよ。
郷土料理を食せます。
信州松代産のあんずを使用。
信州はあんず収穫量全国1位
あんずの種子は杏仁豆腐の
独自の味に利用されている。
(だから杏仁豆腐何だね)
よくある普通の胡麻豆腐。
特にコメントはありませぬ。
胡麻だけに誤魔化して
次にいきます。
風味がある安曇野わさび漬け。
私はわさび漬け苦手でして、
わさび単独の方が良いのに~。
大王わさび農場が有名ですよね。
長野県選択無形民俗文化財
「信濃の味の文化財」に指定。
“シャキシャキ感”が良いですよね。
凍み豆腐と地元野菜添え
なじみのない豆腐名と思ったら
高野豆腐のことみたいです。
低いふちのある盆にのせる料理で
山、里、海、川の幸を詰合せた
酒のおつまみ。
鯉の旨煮は必ずうろこを付けたまま
調理をする鉄則があり、
そうしないとうま味が落ちる様です。
クリームチーズ醤油漬他
意外と美味しかったです。
爪楊枝(つまようじ)がかんざしの様で
可愛いですね。
繁殖力が劣り成長も遅いといった
欠点を抱えているため食肉用に
飼養されることは少ないとの事。
大変貴重なお肉なので、
味わってかみしめて食べなきゃ。
脂身部分が美味しいですよね。
ゼリー状に包まれて
涼しげな感じになっています。
意外な一品でした。
丸十と呼んでいたそうです。
要はさつまいものレモン煮。
レモンとさつまいもの相性が抜群。
コク深い味に仕上がってます。
ニジマスとブラウントラウトを
交配した養殖品種が信州サーモン。
(純粋なサーモンと違うのね)
名づけられた山状茸。
健康効果も注目されている茸
美味しい出汁が出るのが特徴。
「福田屋」の良質な肉質の信州牛を
使用した鍋。柔らかくて甘い香り
がして牛さんの様にヨダレが~。
揚げ出しにした
金具屋のオリジナル料理。
お腹を満たしてくれます。
しかも1番自分が好きなトッピング
とろろ入りで冷やし蕎麦なのが
これまた良く感謝カンゲキ雨嵐!
さすが信州ですね。
きのこ三昧です。
具だくさんで嬉しい。
長野愛を感じますね。
長野産の米をスーパーで
見かけないので貴重だね。
食べられる何て嬉しい。
チーズケーキは本格的な
大きさでうまっ!
長野産の地場食材を
ふんだんに使用した料理で
美味しく満足して頂けました。
オーソドックスな食事内容でした。
接客も特段良い理由ではなく、
オーソドックスな感じですw
地場食材使用の料理
ごく普通の接客
朝食
朝食も夕食と同じく我々は、
異空間な7階の「聞天の間」が会場。
宴会場は高台にあるので、
窓からの眺望が良いです。
(夕食時は暗くて気付かなかった)
朝食は健康食である
麦めし+とろろの麦とろ御膳です。
20年以上前よりこの健康効果の高い
麦とろを出している様です。
20年以上前から続いている
歴史ある伝統朝食の中身を
見てまいりましょう。
皆、ついてきて。
とろろに漬物など自由に白米に
トッピングして楽しめます。
生卵もついており、たまごかけの
とろろご飯にすることもできます。
(美味しいこと間違いない)
個人的には物足りない朝食。
(夕食との反動が大きかった)
源泉ツアー参加だど朝食時間に
余裕がないので適量だったかな。
源泉ツアー参加者には適量朝食
源泉ツアー参加だと朝食時間が短い
3つの大浴場
金具屋館内にある
3つの大浴場=共同浴場のご紹介。
制覇すれば酸・中・アルカリ性と
3液性のお風呂を楽しむ事ができます。
(こんな旅館はほとんどない)
【弱酸性低張性高温泉】
源頼朝が入浴したと言われている
源泉からのお湯を利用。
(源頼朝の泉でまさに源泉)
鎌倉時代の伝統建築様式の浴場。
金具屋では唯一の弱酸性。
自分が体感した中では、
金具屋館内で1番熱いお湯でした。
ひょうたん型の浴槽で濁り湯。
(豊臣秀吉は関係ないのね)
外湯的な雰囲気の浴場です。
※午前:女性用/午後:男性用
深夜0時に入替え
【中性低張性高温泉】
ローマの噴水をイメージした
ステンドグラスが特徴の浴場。
ステンドグラスの光がお湯に
反射して、まさにバスロマン。
※午前:男性用/午後:女性用
深夜0時に入替え
浅間石で造られた露天風呂。
やはり露天は気持ち良い~!
野猿が来る事もあるみたいだよ。
お湯に浸かると見えませんが
湯船で立つと見えます。
洗い場からも見ることができます。
15:00~翌10:00まで
自由に入浴できます。
3つとも趣きが違う浴場
5つの貸切風呂
5つの貸切風呂の源泉は
皆同じで、露天風呂と同じ
源泉となります。
【弱アルカリ性低張性高温泉】
貸切風呂は予約制ではなく
空いてたら利用してOKのタイプ。
(チエックイン15:00~チエックアウト翌10:00まで)
時間制限もなく太っ腹の無料。
まさに温泉パラダイスです。
大きな舟型の浴場です。
貸切風呂で1番大きくて
浴槽も寝ころべちゃいます。
(良い子はマネしないでね)
ユニークなお風呂で楽しめるので
入浴時間が長くなりそう。
イチ推し&大人気の貸切風呂。
囲まれたダイナミックな浴場。
探検隊気分があじわえます。
岩に身体をあてない様に要注意。
夜は少し陰気くさいかも。
静かに瞑想したい方には最適。
広さとしては2番目に大きい
貸切風呂で&斉月に次ぐお勧め。
壁面が石となっております。
(恵和+美砂)÷2といった感じ。
良い所取りですかね。
壁面が石となっております。
オール石の浴場です。
露天風呂と同じ浅間石利用。
壁面は木なので、
温かみがあるので個人的には
子安・恵和よりお勧めのお風呂。
感じです。大人1~2人用の
大きさなのでカップルで
イチャイチャするのには最適です。
(不適切にも程があるかな)
斉月の湯&岩窟の湯をお勧め
時間制限なし
無料
5つもある
洗い場が狭い
外湯
渋温泉には外湯めぐり用の
御朱印帳ならぬ
御朱印タオルがあるのです。
9つの外湯が楽しめます。
入浴したらスタンプを押すのだが、
入浴をしないでスタンプだけ
押す事も可能です。
自分のお土産にも最適ですね。
外湯は住民の共同浴場ですが、
渋温泉宿泊者は特別に入浴可能。
(しかも何と無料)
宿泊部屋にある外湯専用の鍵で、
外湯を利用する事ができます。
外湯の中で1番大きいメイン風呂。
9つも外湯に入ってられない方は、
9番湯だけ行っておくと良いかと。
入口の手前が熱く2温曹のお風呂。
蒸し風呂、いわゆるサウナも
併設しているので
サウナ―の方も楽しめるよ。
ここ以外の外湯は超狭いです。
(サウナもありません)
また九番湯大湯だけは、
渋宿泊者以外の外来者も
有料にはなりますが、
唯一入浴できる外湯です。
外湯の一部を紹介します。
ここがスタートの1番湯。
木製の浴場で温かみがある。
胃腸に良く効くとの事。
2番湯はタイル貼りの浴場なので
古くさく陰気くさい感じはする。
9つの外湯で1番熱いとの噂。
病気回復や湿疹に効くとの事。
赤い湯花が生じる浴場。
外湯では珍しい無色透明な湯。
外傷性の回復に効くとの事。
8番湯は温泉中心街にあるので
行きやすい。(9番湯大湯の斜め前)
外光が天井から射すので明るい。
婦人病に効き、子宝の湯でも有名。
※女性にお勧めの外湯ですね。
外湯9湯を巡り最後に渋高薬師
にお参りして満願成就となります。
80段ほどの階段を上がっていくと
タヌキさんが出迎えてくれます。
振り返ると絶景ですよ。
あと近所の名物おばあちゃんに
(おばあちゃん肌すべすべ美肌でした)
遭遇するとシャベリ場となり、
なかなか脱出できませんよw
9番湯だけでも入浴お勧め
6・8番湯を勧める声も多い
無料
9つもの外湯を楽しめる
浴場が狭く数人で満員
(見知らぬ人がいたら入りにくい)
何となく陰気な感じ
渋温泉巡り
渋温泉は道が細くて
入り組んでいるので
まるで迷宮の様です。
ゲーム感覚で散策してみよう!
金具屋付近の温泉中心街を
散策してみましょう。
レトロ昭和エモイ感を満喫できます。
飲食店お土産屋が数軒あります。
懐かしのスマートボール
やる気マンマンだったのですが、
営業しているのか?してないのか?
よくわからず諦めました。
(入りにくい~)
金具屋前のメインストリートに
沿って温泉中心街から
離れて行くと民宿&民家的な感じ
素朴感が出てきます。
外湯4・5以外は
メインストリート沿いに
点在しておりますので、
迷わずに見つかるはずですよ。
温泉街中心地から
川沿いの道に出る方向に
進んでいくと
ディープゾーンになります。
少々怪しげな世界でもあり
ノスタルジックでもあり
不思議な世界観が広がります。
渋温泉の裏手は迷路の様です。
こんな不思議な
アートエリアもあります。
渋温泉だけに
渋いゾーンが広がります。
散策には適度な規模の温泉街
川中島の戦いの後に渋温泉で
疲れを癒した言い伝えがある。
お寺の外には足湯もあります。
武田信玄の家紋“武田菱”が。
そしてもう死語になってしまった
“本気(マジ)卍”の卍マークが。
伝説が残っているそうで、
まさに今年は辰年なので
訪れると良い事があるかもよ。
昭和レトロ感あふれる
渋温泉にぜひお出かけ下さい。
☟下記サイトから申し込んでね。
金具屋は大人気ですので早めのご予約を
金具屋の紹介は終了です。
ご拝読ありがとうございました。
何かのお役に立てれれば幸いです。
ではまた。
by のりドン
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