東京デザイン銭湯の旅 前編の巻

旅行

東京デザイン銭湯の旅 前編の巻

銭湯の生き残りをかけて東京には、
シャレオツなデザイン銭湯が多い。
そういった特集雑誌まである中、
他の都市ではまだまだである。

デザイン銭湯は今のところ
東京特有の物で、
デザイン銭湯巡り
東京でしかできない
オリジナル旅ではと
思い立ち東京に行った際に巡ってきました。

ネットで調べ個人的に気になる銭湯施設
8ヶ所をピックアップして、
(内2ヶ所はデザイン銭湯ではありませんが)
22年12月に巡ってきましたので
今回はそのレポです。では銭湯開始

 

 

黄金湯

最初のデザイン銭湯のご紹介は、
JR錦糸町北口(スカイツリー方面側)より
徒歩約6分の場所にある『黄金湯』
スタイリッシュな銭湯です。
(粋で格好良いの意だよん)

コンクリート打っち放しが格好良く
パッと見、銭湯とは思えません。
銭湯は午後から営業が多いのですが、
ここは午前から営業しております。

入場してみますと、外装に負けず劣らず
内装もシャレオツ空間が広がります。
番台にはビアバーが併設されており、
オリジナルクラフトビールが飲めます。

しかも、DJブースまで併設されており
音楽が浴場内でも流れるシステム♪
浴場の扉開けたらノリノリの音楽で
皆が全裸で踊ってたら笑えますね。
(TBSモニタリングです的状況)

浴場は1階になりますが、
2階に上がっていくと
(2階は宿泊施設もあります)
飲食コーナーがあり、
室内外とお好きな方で寛げます。

飲食コーナーは時としてイベントや
文化交流の場として使われるそうで、
銭湯の概念を超越した
これこそが本当のスーパー銭湯

男湯は入口右サイド手前から
奥にかけてあつ湯・薬湯・炭酸湯
一直線に3種のお湯が並んでおり、
炭酸湯の前に水風呂がある配置です。
(入り口中央奥辺り)

浴場に平行して洗い場があると
欠点としてシャワーの水が
浴場に飛んでくる問題がありますが、
見事な回避設置になっております。
(ズバリお風呂がわかっている人設計)

タイルで昔の懐かしさも残しつつ
コンクリート打っち放しのモダン感で、
バランス感が絶妙な時空を感じる銭湯。
壁画のアート感も素敵です。

【東京・錦糸町】サウナシュランにも選ばれた話題のリノベーション銭湯「黄金湯」がすごい! | TABIPPO.NET
(黄金湯のホームページより引用)

大浴場の奥に見える暗い通路を
抜けていくと、秘密基地の様な
隠れ家的空間が広がります。
(ショッカーがいそうです。例えが古い)
そこにサウナスペースがあります。

目玉は半露天の大きな水風呂
深さが約90cmあり解放感半端なし。
緑が見えてまさに楽園バリ島気分。

(内風呂の水風呂もあり水風呂が2つもある)
こちらは女湯にはないとの事。

ここでふてくされた女性の皆さま、
水曜日が男女湯の入れ替え日なので
女性は水曜日の入泉がお勧めです。
合言葉は水曜日のダウンタウン
(ダウンタウン=錦糸町と覚えましょう)

ふてくされる気持ちわかりますよ。
私もレディースランチを見て、
絶対にそっちの方が美味しそうやんと
ふてくされる時がありますから。
(どんな慰め方やねんという話)

サウナで熱々になった体を冷やす水風呂は、深めでしっかり冷やせる造り。
(Mr.tsubakingさんのホームページより引用)

半露天水風呂のサイドに
外気浴スペース狭いですがあります。
サークル状にイスが置いてあり
全裸監督ならぬ全裸会議ですw。
(女湯には外気浴スペースがない様です)

都会なので周囲に見られない様に
壁があるので閉塞感はありますが、
それを補うかの様に上を見上げると
空を見る事ができます。

平日昼過ぎにも関わらず、
混雑している大人気の銭湯でした。
サウナ空き待ち覚悟となります。
設備&人気共に黄金級の銭でした。

店主こだわりの外気浴スペース。ここで何人ものサウナーが「ととのい」の境地へ。(Mr.tsubakingさんのホームページより引用)

【設備面】
サウナ有り
サウナ内のテレビは無し

外気浴スペース有り
シャワー固定式(一部ハンドシャワー)
洗い場の鏡横に手すり有り
シャンプーリンス備え付け有り
男湯にある半露天水風呂
外気浴
スペースがある

銭湯では貴重な午前営業
浴場&サウナスペースが分かれている

クラフトビールが飲める
番台併設のDJブース
2階に休憩スペースがある

宿泊施設がある
デザイン性が優れている
水風呂2つある(男湯)
大人気で混雑している
サウナ待ち発生の可能性がある
女湯には半露天水風呂なし
女湯には外気浴スペースなし

 

 

改良湯

JR渋谷駅とJR恵比寿駅の中間に
(両駅から徒歩約15分)
位置するシティ銭湯『改良湯』
壁画の大きい鯨にほのぼの感。
どこかの離島チックなお出迎え。

なお鯨は恵比寿さまの化身という事で、
壁画のモチーフになっているらしい。
ほのぼの感からの入り口スマート感の
差が凄っ!まるで料亭やん!

そして中に入ると靴ロッカーがあり
何と傘立てロッカーまであります。
(傘の取り間違い防止に役立ちます)
さらに中へ進むと外壁の黒とは
一転して白い世界が広がります。

さすがは文化交差点シーブー。
色んな形態を受け止める感があります。
コミュニティーを大切にして様々な
イベント企画を実施しているとの事。

浴場はシャレオツ演出全開爆発!
まるでライブ会場の様です。
最初こそ違和感を感じましたが、
この微妙な暗さがまた落ち着きます。

浴種は手前が中温度ジェットバス
奥が高濃度炭酸風呂の大きく2種。
炭酸風呂は温度もぬるく
周囲の薄暗さで熟睡してしまいますz。

シャワー水IN浴場問題が起きる
平行式の洗い場設計ですが、
浴場前の壁やシャワー固定式により
回避できる設計となっております。

また洞窟感あふれる水風呂があります。
(サウナ横の外気浴へ行く途中にあります)
ここも薄暗く落ち着きますが、
冷たすぎて眠ることはないでしょうw。

間口が小さいので混雑時は入りにくい。

f:id:kenichirouk:20190618180745j:plain
(改良湯のホームページより引用)

サウナ小さめで8人ほどで満席。
まさかのサウナ入口で空席待ち行列。
(東京はサウナでも行列なのね)
裸で並列している姿は
ホモサピエンスの進化の様w。

サウナは時間によりノリノリ音楽で
熱波タイムがあり、熱波師がタオルを
ぐるぐる回す様子はまさにライブ!
(狭いので時折タオルが顔に当たります)
テーション上げ上げ↑になります。

外気浴スペースも
狭い空間で、
横1列にイスが並んでいます。
どこかの待合室、面接待ち会場の様。
(〇〇さんどうぞ~って呼ばれそう)
他人と目が合わないから落ち着く。

活気的な雰囲気とは裏腹に
水質はお肌に優しい軟水
さらに湯冷めしにくい様です。
(改良湯はツンデレだね)
ここは心身共に改良できる銭だよ。

ウッディな雰囲気が心を落ち着ける外気浴スペース。(Mr.tsubakingさんのホームページより引用)

【設備面】
サウナ有り
サウナ内のテレビは無し

外気浴スペース有り
シャワー固定式(一部ハンドシャワー)
洗い場の鏡横に手すり有り
シャンプーリンス備え付け有り
薄暗さモダン融合の銭湯
外気浴
スペースがある

交流イベントがある
傘立てロッカーがある
お肌に優しい軟水
大人気で混雑している
サウナ待ち発生の可能性がある
渋谷~恵比寿の中間で微妙な距離
年配
が入りにくい雰囲気

 

 

光明泉

 (光明泉のホームページより引用)

東急中目黒駅から徒歩約3分にある
『光明泉』芸能人ご用達の銭湯
ヒーハーではなくミーハーな私は、
誰かに会えるかも?と行ってみました。
(芸能人にとっては迷惑な話)

1階はコインランドリーで2階から
入場して浴場&サウナに行けます。

3階には都心銭湯では貴重な
この銭湯目玉の露天風呂があります

ただ残念なのは露天風呂が
片方の湯にしかないので行った時に

どちらになっているかがポイントです。
週ごとに男女湯が入替えになります。

(毎週金曜日に入替えホムペで確認可能

露天風呂は残念ながら都心のリスクで
外の景色はご覧になれませんが

吹き抜けで空は見られます。(黄金湯同様)
ヒノキの香りがして癒されます。


(光明泉のホームページより引用)

外気浴スペースは露天風呂脇なので、
露天風呂がない浴場に当たる週だと
外気浴ができないのが欠点です。
露天がある浴場は浴場で動線が悪い
(外気浴するには2階から3階へ移動)

内風呂の構成は入口の右側にサウナ
サウナ横に小さな水風呂があり、

手前から奥へと高濃度炭酸泉
ジャグジー付き人工ラジウウム泉と続く。
(関節痛や神経痛の治療リハビリ効果あり)

洗い場は浴場に対して垂直設置で、
シャワーが浴場イン問題はなし。
しかも貴重なハンドシャワーです。
残念なのは備え付けのシャンプー類なし。
(現地購入か持参です)

浴場は白基調なので清潔感があり、
シンプルで落ち着きホッとします。
(シンボルカラーはオレンジで太陽を表す)
太陽(=光明)の様に温かく優しい
アットホーム的な銭湯()でした。

余談ですが中目黒にやってきたのは、
ミーハー心だけではなく、
メディアで良く取り上げられていた
ドーナツ屋に行ってみたかったのです。
(食のミーハーってヤツ)

私が来店した時点で(15時頃)
8種中半分の4種がすでに売り切れ。
残り4種の中からプレーンとレモンを
選び1個ずつ購入しました。

生地が柔らかくてモチモチで美味しい。
個人的にはレモンの方が好みでした。
私はドーナツ?の質問に対しては、
そうかな?と回答しておきました。


(光明泉とは何の関係もありません)

【設備面】
サウナ有り
サウナ内のテレビは有り

外気浴スペース有り(片方の浴湯のみ)
ハンドシャワー
洗い場の鏡横に手すり有り
シャンプーリンス備え付け無し
中目黒駅から徒歩約3分の駅近
芸能人ご用達の銭湯
アットホーム感
ある銭湯
露天風呂がある(片方の浴湯のみ)

ハンドシャワー
大人気で混雑している
サウナ待ち発生の可能性がある
露天&外気浴は片方の浴場のみ
サウナルーチンの動線が悪い

 

 

万年湯

『万年湯』はコリアタウン大久保にあり、
JR新大久保駅から約5分の立地の良さ。
大通りから少し奥まったところにあり、
隠れ家的で温泉街風情があります。

大正ロマンを感じる和の雰囲気で、
レトロ感満載のエモイ銭湯です。
なんか重厚感があって良いですね。
木のロッカー懐かしく感じます。
(ロッカー番号が漢字なのも渋い)

脱衣場
(万年湯のホームページより引用)

浴場内も風情があり格子が素敵。
お風呂の構成メインは中温風呂で、
その中に電気風呂・座風呂が1つずつ、
他にシルク風呂水風呂があります。

シルク風呂は、ダチョウ倶楽部の
罰ゲームの様に暑い湯です。
暑くてイヤー(嫌)!
(この暑い湯が良い人もいるが私は無理)

どうぞどうぞと言われ水風呂へ。

洗い場
(万年湯のホームページより引用)

立派な水風呂に移動してクールダウン。
折角の良い水風呂があるのに
万年湯にはサウナがないのが残念。

純粋な銭湯となります。

浴場に対して洗い場が
垂直に配列されているので、

シャワーの水が浴場イン問題も
クリアーでございます。

外国人利用が多い銭湯の様です。
(私が入泉した時はいなかったが)
日本を感じるデザイン銭湯なので
外国人人気わかります。
まんねん(変わらず)でいて欲しい。

水風呂
(万年湯のホームページより引用)

【設備面】
サウナ無し
外気浴スペース無し
シャワー固定式(一部ハンドシャワー)
洗い場の鏡横に手すり有り
シャンプーリンス備え付け有り
新大久保駅から徒歩約5分の駅近
レトロな和のデザイン銭湯
年配の方も入りやすい
サウナが無い
外国人多いかも

 

はい。前編はここまで。
4ヶ所の銭湯を紹介してきましたが、
皆様が行ってみたい気になる
銭湯はございましたでしょうか?
後編で残りの4ヶ所
(内2ヶ所はデザイン銭湯ではありませんが)
紹介していくよ。

☟湯冷めしない内にお届けしますね。

 

 

※紹介してきた設備面や評価(〇✕)は
 男湯基準になりますのでご了承下さいね。

サウナ用品が欲しくなったら
☟YAHOO!ショッピングor
楽天から購入してみてね。
サウナ用品で検索


 

またね。
by のりドン

コメント

タイトルとURLをコピーしました