東京デザイン銭湯の旅 後編の巻

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東京デザイン銭湯の旅 後編の巻

前編の巻でデザイン銭湯4施設を
ご紹介させて頂きましたが、
この後編の巻で残りの4施設をご紹介
していきますね。再び銭湯開始!
(内2つはデザイン銭湯ではありませんが)

 

 

久松湯

『久松湯』は西武池袋線桜台駅から
徒歩約5分の場所にあります。
まるで美術館の様な外観で
さすがは15年グットデザイン賞の建物

少し都心から離れているので
敷地空間にゆったり感があります。
15時頃開店が多い銭湯ですが、
ここは11時開店というのも良点。

入館すると外観の白から一転、
木の温もり感がある内装。
温もりついでに床がポカポカ
床暖房でのおもてなしが最高です。

銭湯では珍しい
リラグゼーションサロンもあり、
こちらは銭湯に入浴しなくても
利用可で地元の方に人気の様です。

受付で入泉料を支払い
ロッカーカードをもらい
そのカードを使用するのですが、
これが何(難)とも使いにくい。
(何でこの方式を採用したのだろう?)

浴場は白基調でクリーンなイメージ。
そして清らかな明るさ。
天井に採光窓があり高さもあるので、
内風呂なのに開放感があります。

浴場に対して垂直配列の洗い場で
シャワー水が浴場IN問題もなく、
シャワーは固定式とハンド半々。
備え付けのシャンプー類ないので注意。


(久松湯のホームページより引用)

浴場構成は入り口左側にサウナがあり
(都心の銭湯よりサウナ広め)
入り口の手前から奥にかけて
水風呂ジエットバス(電気風呂あり)
高濃度炭酸泉と続きます。

ここの売りでもあるマッピング投影
楽しみに来たのに全然始まらない。
結局見れずに受付に確認したら
19時以降との事でしたのでご注意を。
(目玉だと思うのだがあまり告知されてない)

天然温泉 久松湯 - 【公式】練馬銭湯公式サイト
(久松湯のホームページより引用)

嬉しい事に露天風呂があります。
光明泉は囲まれた感がありましたが、
ここは光明泉より広めのため開放感あり。
露天風呂は茶褐色の天然温泉です。

露天はサウナ外気浴場所も兼ねていて
皆さん石のベンチ風な所に腰掛けてます。
またサウナ前に中庭があるのですが
そちらで外気浴している方もいました。
(外気浴スペースなのか定かでがないが)

中庭はイスがないので立っち放し外気浴。
怒られて反省している子に見えてきますw
(時間に限りがないこと)を感じる
(松竹梅ランクで例えると)の銭でした。

久松湯(東京・練馬)|銭湯図解 Official Website
(銭湯図解のホームページより引用)

【設備面】
サウナ有り
サウナ内のテレビは有り

外気浴スペース有り
シャワー固定式&ハンド(半々)
洗い場の鏡横に手すり無し
シャンプーリンス備え付け無し
露天風呂がありしかも天然温泉
浴場で
マッピング投影
外気浴
スペースがある

銭湯では貴重な午前営業
天井に採光窓があり明るい
天井が高く開放感がある

外観内観のアート性
受付スペースは床暖房完備
リラグゼーションサロンがある
都心銭湯より全体的に広め感
マッピング投影の告知不足
謎のロッカーカード方式
水風呂から外気浴への動線が悪い
全く繋がらない電話

 

 

サウナ北欧

上野駅浅草口から徒歩約1分の
好立地に『サウナ北欧』はあります。
こんなに駅近なのと驚きです。
赤茶色の建物なので見つけやすい。

ここはテレビ東京系ドラマ「サ道」
の主要ロケ地。私は「サ道」を見て
サウナに興味を持ち始めました。
ここはドラマ巡礼&サウナ聖地の場。
(デザイン銭湯ではありませんが紹介)

6階受付フロント前には芸能人の
サイン色紙が沢山飾られています。
その中で「サ道」メンバー
サイン色紙を見つけました。
(感動!)

まずは5階にあるレストランへ。
リラックスルームの奥にあり
少々わかりにくい場所にあります。
ここをチラッと覗いて見ますと~

何と“偶然さん”“蒸し男くん”
“ナカちゃんさん”を見つけました。
~というのはバレバレな嘘で、
こちらは撮影現場の写真です。
(レストラン前に飾ってあります)

中に入るとドラマの世界が広がります。
仲良く3人で談笑する光景良いですよね。
ここはサウナ飯として
北欧特製カレーライスが有名の様です。
(私は食べませんでしたが)


(サウナ北欧の食堂掲示写真より引用)

続いて浴場とサウナがある7階へ。
ここは鍵付きロッカーはなく
(鍵付きロッカーは6階にあります)
空いているロッカーに館内着を入れて
浴場へ向かうパターンなのですが、

私は覚えやすい様に右隅の1番上に
置いたのに入浴後館、館内着がな~い!
誰かが間違って着ている!
誰やねん持っていったの!お気の毒にw。
(係員に新しい館内着をもらいました)

本題に戻りまして、いざ入浴。
入り口左側手前から奥にかけて
サウナ水風呂ジエットバス
続いて左折すると露天風呂の配置。

デザイン風呂ではない一般的な銭湯。
水風呂の良点は中庭が見える点、
悪点はシャワーの水が飛んできます。
これが浴場平行洗い場問題点です。

(サウナ北欧のホームページより引用)

ここでのお勧めは広めの露天風呂
露天脇がサウナの外気浴スペースです。
都会の料金高そうな空気を浴びながら
優越感に浸れご満悦になれますw。

この露天風呂は
「サ道」ポスターに使用されており、
またドラマにも登場します。
ミーハー心をくすぐる場所なのです。

施設はカプセルホテルも兼ねており
宿泊者はサウナ自由に入れますが
宿泊者以外の方は12時~23時利用は
完全予約制となっております。
(23年2月現在 コロナ対策として)

この予約がなかなか取れません。
(夜中12時日付けが変わると取りやすいです)
朝5時~10時利用は宿泊者以外でも
予約なしで入れるので早朝が狙い目
北欧オーロラ級に癒される施設でした。


(サウナ北欧のホームページより引用)

【設備面】
サウナ有り
サウナ内のテレビは有り

外気浴スペース有り
シャワー固定式&ハンド(ハンド多め)
洗い場の鏡横に手すり無し
シャンプーリンス備え付け有り
「サ道」のロケ地
都会感あふれる露天風呂

外気浴
スペースがある
お話している人に注意してくれる
休憩スペースの充実
宿泊するとお値打ち感あり
デザインの良さ斬新さはない
完全予約制(宿泊者以外)で予約難
料金が少しお高め

 

 

えごた湯

『えごた湯』は都営大江戸線の
新江古田駅より徒歩約10分ほどの場所。
静寂な住宅街を抜けまあまあ歩きます。
高くそびえ立つ煙突が目印です。

ここの銭湯のコンセプトが
地球を感じる地下のオアシス
入り口の地下感、土色の壁、
暖簾の地球感で演出の始まりです。
(今流行りの地下アイドルはいませんよ)

浴場にインしますと
入り口右側手前から奥にかけて、
炭酸泉中温風呂(電気・ジェット有り)
水風呂、中央奥にサウナがあります。

雰囲気は改良湯に似ており、
改良湯は落ち着きさの中に
多少の派手さがあるイメージでしたが、
えごた湯はザ・落ち着く感じです。

洗い場は浴場に平行ですが
浴場の近くの洗い場は固定式シャワー、
そうでない壁面はハンドシャワーと
考え抜かれた設計になっています。
(一級建築士でもないのに上から目線)

浴場内のあえて斜めの壁も素敵で、
個人的には地球の丸みを表現しつつ
地層を表していると見たのですが?
個人的にはお気に入りの内装です。
(続・一級建築士でもないのに上から目線)


(えごた湯のホームページより引用)

サウナ内はシャレオツBGMで
ジャズが流れており高級感が漂います。
(恐るべしジャズ効果)
ジャズのリズムで地球の鼓動を感じ、
自分の鼓動へと繋げ生を感じます。
(良い事言ったよ)

サウナ後の外気浴スペースがなく
内風呂のスペースor脱衣所でクールダウン。
魅力的な銭湯だけにここが物凄く残念。
外気浴あればえご(か)った湯なのに。
(かなり強引にまとめてみましたw)


(えごた湯のホームページより引用)

【設備面】
サウナ有り
サウナ内のテレビは無し

外気浴スペース無し
シャワー固定式&ハンド(半々ぐらい)
洗い場の鏡横に手すり無し
シャンプーリンス備え付け有り
浴場内の素敵なデザイン
間接照明が落ちつく
サウナのBGMがジャズ
接客が良い
傘立てロッカー
がある
高くそびえ立つ煙突(レトロ感)
外気浴スペースがない
から少々遠い

 

 

スパジアムジャポン

最後はデザイン銭湯ではなく
スーパー銭湯『スパジアムジャポン』
の紹介です。コンセプトは、
日本最大級名水天然温泉
(最大級に魅かれて行ってきました)

無料シャトルバスがあり有り難い。
4コースありますが1番本数が多い
西武池袋線東久留米駅東口から乗車で
利用する事にしました。

駅に到着してバス出発まで約2分。
キャプ翼の様にダッシュ!(BGMは竹本孝之)
⇨私乗るアピールで手を振る
⇨気付いてくれない⇨無情にも出発

残念ながら1本後のバスに乗車して
約10分ほどで到着。
何とバカデカイまるでスタジアム。
なるほどスパと掛けてスジアム。
(食いしん坊な私はスパジロウを思い出す)

デカすぎて入口どこなの?状態。
階段で2階に上がり、
そこからエレベ-タ-で3階へ
3階で受付をしていざ入場。

3階は食エリアとなっており広々。
様々な飲食店と様々な形態の
食事スペースがあり
食のワンダーランドです。

キレイで優雅な環境で
フードコード特有のチープ感はなく、
とても気持ち良く過ごせます。
下手な飲食店よりずっと良い雰囲気。

M5階&5階の岩盤浴エリア(別途料金要)
場所取り問題を除けば
絶対に行くべき高評価施設です。

コミック雑誌類が約3万冊もあります。

この3万冊というのは凄い数ですよ。
もはや図書館です。仮に1日1冊
読んだとして82年超えになります。
人生一生分の本が揃っています。

1階下がり4階が浴場&サウナエリア
露天エリアは緑の木々も豊富で
リゾート気分が味わえます。
壺湯の上のパラソルもお洒落です。

炭酸泉の壺湯電気浴薬膳湯
寝ころび湯シルク風呂半身浴
様々なお風呂を開放的空間で楽しめ
スーパー銭湯の醍醐味満載です。


(スパジアムジャポンのホームページより引用)

内風呂には高濃度炭酸泉美砲湯
ジェットバスなどがあり、
ジェットバスでの説明表示が
わかりやすくて見やすい。


(スパジアムジャポンのホームページより引用)

東京都で唯一「平成の名水百選」
選ばれた東久留米の湧水と同じ水源、
関東圏では珍しい透明な温泉らしく
水質も良い様です。最高ですね。
(下図の橙色部分が天然温泉エリア)


(スパジアムジャポンのホームページより引用)

サウナはロウリュウサウナ
ミネラル塩サウナとの2種あります。
やはり広々したサウナは快適です。
都心銭湯サウナは小さいので窮屈。


(スパジアムジャポンのホームページより引用)

サウナ後のクールダウンの場所が
内風呂か露天の空いているスペース。
イスが不足すぎて外気浴難民が続出。
水風呂⇨外気浴の動線が悪く残念。


(スパジアムジャポンのホームページより引用)

特に水風呂が凄くお勧めで
全自動アイスディスペンサー
上から氷が降ってきており
ビックかき氷ができております。

夏ならシロップかけて飛びこんで
氷食べたいくらいです。
この氷を水風呂に入れて
水風呂を自由に冷やせるのです。

これとは別に高濃度炭酸水風呂があり
(男湯のみで女湯は炭酸ヘッドスパ)
ソーダ―水に自分が入った感覚です。
気持ち良く爽快感がありますが、
男性しかわからない金〇が痛いですw。

設備が整っている環境下で
体を整えれて整いづくめの施設でした。
思わずジャポンと入浴しに行きたくなる
魅力あふれるスーパー銭湯でした。


(スパジアムジャポンのホームページより引用)

【設備面】
サウナ有り
サウナ内のテレビは有り

外気浴スペース有り
ハンドシャワー
洗い場の鏡横に手すり無し
シャンプーリンス備え付け有り
東京では貴重な透明の天然温泉(一部)
約15種類
のお風呂とサウナ
メニューも多く広大な食事スペース
最大級と謳うだけの岩盤浴
約3万冊もある
サウナ水風呂の施設充実
男湯女湯がほぼ同じで差がない
コスパが良い
無料シャトルバスが4コースある
リラグゼーションコーナーもある
最大級と謳うほど広くない浴場
外気浴の休憩スペースがない
最新のスーパー銭湯と似た内装
動線が少し悪い
マイカー
の方が行きやすい
岩盤浴エリアの場所取りが酷い

 

総評

デザイン銭湯を巡った結果、
結局どこが良かったん?の声
はい、確かに受け止めましたよ。
では良かったランキング発表します。

私のウェイトが大きい審査基準は、
①外気浴ができる ②広さ ③デザイン性
その他物々となります。
あくまでも個人的ランキングですからね。
(公平性の為に北欧、スパジャポは除きます)

 

【デザイン銭湯良かったランキング】
1位 久松湯 
2位 黄金湯 
3位 改良湯 
4位 えごた湯
5位 光明泉
(のりドンデーター社調べ)

 

デザイン銭湯の旅と企画しておいて
企画台無しの意見ですがコスパ的に
各デザイン銭湯は入泉のみなら約500円
サウナするなら+約500円の追加代金。

スパジアムジャポンはサウナ込みで
入泉料850円~950円
入浴のみなら銭湯がお値打ちですが、
サウナをするならほぼ同額。
因みに北欧は外来者サウナ3時間で2000円~)

~となると私は広くて露天も豊富な
スーパー銭湯に行ってしまうのが本音。
仕方ないが銭湯は狭いので
色んな弊害が多い気がしました。
(男湯女湯で差があったり)

ただスーパー銭湯は画一的ですが、
デザイン銭湯は個性が1つ1つ光っており
それぞれの魅力が詰まっているのが
魅力なんだなと感じる事ができました。

これも昨今のサウナブームで
仕方ない事ですが、
人気銭湯&人気スーパー銭湯は
何処も混雑問題がある様です。

デザイン銭湯は名古屋では未だなく
東京ならではの貴重な旅ができました。
入浴⇨移動⇨入浴でハードで
のぼせ気味でしたが有意義でしたw。
(自分でプランニングしているから仕方ない)

でもスーパー銭湯が良いんでしょ?
と今ささやいたあなた・・・
そういう事は言わないの。ね。
内緒だよ。

本格的にサウナ始めたくなって、
形から始めるタイプの方は
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☟東京デザイン銭湯の旅 前半の巻はこちら。

 

 

またね。

by のりドン

 

 

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