渋温泉『金具屋』前半の巻(設備&金具屋主催ツアー編)

旅行

歴史の宿『金具屋』徹底解剖!

“千と千尋の神隠し”のモデルでは?
と噂の渋温泉にある有名旅館
『金具屋』に23年12月に宿泊
してきました。今回はそのレポです。

 

 

渋温泉

長野駅より長野電鉄特急にて
約50分で終点の湯田中駅に到着。
そこから送迎バスにて約5分で
渋温泉金具屋に到着します。
※送迎バス事前予約要。

渋温泉街は細い路地なので、
マイカーの方は旅館から少し
離れた場所の駐車場に駐車。
送迎(15時以降)してくれます。

 

 

玄関&ラウンジ

渋温泉の中心シンボル
(場所も渋温泉の中心地)
歴史の宿『金具屋』に到着しました。
旅館の外観や趣きに圧巻です。
看板もご立派です。

そして、その感覚で玄関に行くと、
入口小ちゃあ!中に入ると、
帳場(チエックイン案内)小ちゃあ!
想像より小じんまりしています。

帳場の反対側奥にラウンジがあり、
民芸調の温かい造りになっていて、
畏まる雰囲気ではなく、
アットホーム感があり落ち着きます。

そして随所随所に趣きやら、
高級感が散りばめられております。
ラウンジの窓からは日本庭園が見え、
優雅に鯉も泳いでおります。
(成金のお家みたい)

格式ある建物で感動している中、
接客が格式ないのには残念。
帳場での受付は普通で
ウェルカム感はZERO~♪

担当仲居はタメ口全開の
お婆ちゃんで、温かみはなく
愛嬌がこれまたZERO~♪
接客面は全般的に残念な感じ。

 

圧巻の格式ある建物
格式感じない接客

 

 

 お部屋

 

①神明の館100番代の部屋)
②斉月楼200番代の部屋)
③居人荘300番代の部屋)
④潜龍荘500番代の部屋)

上記①~④の4つの宿泊棟と
⑤大広間1棟の合計5棟で
館内は構成されております。
部屋番号百の位棟の判別が可能。
(400番代を抜くところが古き良き日本)

②と⑤は国登録有形文化財で、
②は国登録有形文化財で宿泊できる
とても貴重なお部屋で特室扱い。
料金も張るクラスとなります。

我々が通されたお部屋は、
潜龍荘2階502「志のぶ」
5階と思ってしまいがちですが
違うのですよ、2階何です。

同棟の最上階から
部屋番号の一の位スタートなので、
下2桁は番号が若いほど上階という
変わった部屋番割り振りです。

「志のぶ」は12畳メイン1間に、
奥に小さな2畳の小部屋があり、

書斎風で何だか落ち着きます。
梅の木細工が素敵です。

庶民なのでお値打ちな
スタンダード客室で申込みましたが、
ゆったり和室にグレードアップ
してくれた様です。
(ありがとう金具屋さん!)

昭和世代には懐かしい冷蔵庫
有料で1瓶ずつ抜くタイプです。
空っぽで無料利用できるのですが、
棚取ってないから使いにくぅ~!

冷水サービスもなかったので、
ペットボトルの水をグラス何個かに
注いで、そのグラスを棚に並べて
冷やしてましたw

お部屋の障子を開けたら
旅館の趣きな建物&
日本庭園ビューでございました。
2階だから上から目線ビューです。

 

トイレはウオシュレットで嬉しい。
ただ洗面所との動線が悪く
部屋の扉を開けると洗面台が
お目見えするのです。

トイレはお部屋の外にあります。
またこのお部屋はシャワーなし、
バズなしタイプになります。
このタイプのお部屋が多いかと。

 

趣きがある部屋
国登録有形文化財に宿泊可能
斉月荘に限る)
使いにくい冷蔵庫
洗面台の動線が悪い

 

 

金具屋文化財巡り

国登録有形文化財認定
受けている2棟(大広間と斉月楼)
案内してくれる宿泊者限定
無料ツアーがあります。

集合場所は大広間「飛天の間」
ちなみにこの大広間は、
食事会場としても使用しています。
17時30分頃から約40分のツアーです。

大広間の棟は、山の傾斜に
建てられており、上の部分が広く、
最上階の「飛天の間」が
1番大きい広間になっています。

大広間は座敷130畳、
舞台30畳、廊下、床の間を入れると
200畳を超える大きさになり、
木造建築ではかなり大きい建物。

天井は格子の内側に井桁を
組み入れるという折り上げ格天井。
日本の建築と西洋の建築を
取り入れて建てた擬洋風建築。

それにより130畳柱無し
広大な座敷をトラス構造で実現。
大雪で本間部分が倒壊しての再建。
倒壊前の天井が下記写真。
(目で見ても丈夫さの違いがわかる)

斉月荘は木造4階建てで
現在の建築法では建てる事が
できない大変貴重な建物。
営業許可の手続きも大変の様です。

斉月荘の階段は見応えがあり、
水車の廃材部品を利用して、
手すりが作られています。
宮大工の粋な作業を目にできます。

デザインも凝っており、
富士山と月を連想させる踊り場や
襖も松の形やら扇形やら色々あり、
飽きがこない工夫がされてます。

斉月楼は、約15mの杉の通し柱
13本構造のため各階に部屋が
2室ほどしかなく、4階建てに
わずか7室という贅沢な造り。
(故に高いお部屋ゾーンです)

斉月楼客室はそれぞれを独立した
家屋に見立てられて造られており、
廊下を歩いていると
街を散策している感覚になります。

水車の廃材を使った廊下や
アワビの貝殻を使った屋根など
遊び心が随所に施されており、
楽しく散策できます。

鉄道網の完成で
観光旅行の波が来た影響で
六代目が絢爛豪華な観光旅館の
建設を計画したとの事です。

金具屋の4つの宿泊棟
神明の館、斉月楼、居人荘、
潜龍荘は、それぞれ趣きが
違うのも大きな魅力。

白壁風の所もあれば、
昔ながらの旅館風の所も。
当時にしては活気で、
今で言うデザイナー物件ですね。

さらに同じ棟でも同じ間取り、
同じデザインの部屋がないので、
リピートしても飽きが来ない
何回行っても楽しめちゃうのです。

1階のメイン通路は
商店街の雰囲気で
金具屋の昔の様子がわかる
博物館風になっています。

レトロな電話などもあり
エモさ満開の館内です。
思わず、“もしもし私リカちゃん
ごっこ”をはじめないでね。
(年代がわかる)

金具屋の名の由来としては、
旅館業の前は鍛冶屋をしており、
金属にかかわる仕事をしていたので
その名が付いたとの事。
(なるほど!)

ガイドは金具屋の若旦那でした。
とても好感が良く、金具屋愛と
一生懸命さが伝わってきました。
(雑な接客係は見習って欲しい)
ツアー参加で金具屋通になれますよ。

 

金具屋になれる
建築デザインを楽しめる
1つ1つの部屋が異なる
若旦那の接客が良い

 

 

金具屋源泉見学ツアー

金具屋源泉見学ツアーは、
要前日予約で8:10~の約70分。
金具屋が所有している4つの
自家源泉を巡るツアーです。

自家源泉だからこそできるツアーで、
全国のほとんどの旅館は共同所有。
共同所有だと他人に見せれないのです。
自家源泉は他に見ぬ貴重価値なのです。

自家源泉1つめは金具屋別荘。
中性低張性高温泉、湧出温度50℃。
浪漫風呂地下3mから湧き出す
金具屋で最も古い源泉。

他の源泉に比べて鉄分が多く、
微黄色に濁っている。
ボーリングではなく岩盤から
しみだしでいるのが特徴。

2つめは金具屋第3ボーリング。
弱アルカリ性性低張性高温泉。
湧出温度83℃。500番代客室の
蛇口から出るお湯はここの源泉。
(宿泊した部屋の源泉はここだったのね)

ここに付着している温泉成分を
舐めさせてくれます。
酸味の後に渋みがきます。
この渋みが渋温泉の名の由来との事。

3・4つめの自家源泉は、
金具屋第1・2ボーリング。
弱アルカリ性性低張性高温泉。
金具屋の中で唯一、
硫黄分を含む源泉です。
(硫黄のニオイがします)

弱アルカリ性でナトリウム、
カルシウムが多いので
肌がツルツルになる
いわゆる美人の湯になります。

湧出温度98℃の高温の
お湯を利用して、
客室と宴会場の一部の暖房
としてまかなっている様です。
(超エコな自然エネルギーの温泉暖房)

バルブを開けると
自力の貴重間欠泉が見られます。
他のエリアの間欠泉のほとんどは
手を加えている様です。
(内緒だよ)

金具屋の露天風呂、
美妙・恵和・子安・洞窟
斉月の湯はここの源泉の湯を
使用しています。

金具屋の凄い所は、館内の蛇口、
シャワーのお湯すべてが温泉。
証拠に洗面台に温泉成分の
固まりを見る事ができます。

さらに驚くべき特筆は、
金具屋の温泉はすべて
源泉100%かけ流しの湯なのです。
加水・加温・循環なしです。

ほとんどの温泉地が何かしら
手を加えているので効能も薄い。
金具屋の様なほんまもん温泉
(故に湯治に最適)
日本でも数か所しかないらしい。

また鎌倉風呂は共同源泉ですが、
弱酸性低張性高温泉なので、
金具屋のお風呂を全制覇すれば、
酸・中・アルカリ性全て体験OK
(あなたがリトマス試験紙状態です)

金具屋は千と千尋の神隠し旅館の
イメージが先行しがちだが、
実は貴重な源泉100%掛け流し&
3液性が楽しめる温泉天国旅館なのです。

もっと温泉を売り込めば
良いのにと思いましたが。。。
私がそんな心配しなくても金具屋は
大人気で
予約困難旅館何ですよ。

 

金具屋の温泉レベルの高さ
①4つの自家源泉を所有
②源泉掛け流し100%
3液性の温泉が揃っている
 (酸性・中性・アルカリ性)
④お部屋洗面台のお湯も温泉

⑤館内暖房として利用
(エコ)
ツアー参加すると朝食時間少ない
 
☟金具屋に宿泊したくなったら
下記サイトから申し込んでみてね。
大人気で予約困難な旅館なので
お早目にお申し込み下さいね。

赤い風船 国内

 

定期的に温泉で
リフレッシュしたいですね。
次回は続きで金具屋後編だよ。
ではまた。

 

by のりドン

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