長野電鉄『北信濃ワインバレー列車』
23年年末に
長野電鉄『北信濃ワインバレー列車』
に乗車してきました。
今回はそのレポになります。
北信濃ワインバレー列車とは
『北信濃ワインバレー列車』は、
長野⇔湯田中を(※土日祝日運行)
約70~90分かけて走行する
日本一ゆっくり走る特急列車です。
乗車中、沿線ワイナリー3〜4社の
長野産ワイン6~8種類が飲み放題!
飲み比べてほろ酔い旅ができるのです。
ワイン好きな方はぜひご乗車を。
長野産ワイン飲み放題列車
一般車両は『のんびり号』
北信濃ワインバレー列車の車両は、
名古屋(にゃごやぁ)人としては、
名鉄パノラマカーを彷彿させる外観。
“1番前の展望席に乗りたい~!”
(幾つになっても1番前に乗りたいのですw)
しかしながら展望席車両は、
列車両端(1・4両目)にある一般車両で
『のんびり号』として運行。
ワイン飲み比べコースは別車両(2・3両目)
という事で今回は展望席諦めます(グスン)
ちなみに一般車両『のんびり号』は
長野⇨湯田中の乗車券1,190円に
特急券たった100円で乗車可能。
全席自由席で展望席は早い者勝ち。
(よおっ!長野電鉄さん太っ腹)
『のんびり号』と同じ型の電車で展望席のある
『ゆけむり号』のA特急列車(=日中の特急)は
指定席となります。という事で・・・
『ゆけむり号』で展望席を取れなかった場合は、
『のんびり号』は自由席なので
『のんびり号』の展望席を狙う手もあるのです。
※『ゆけむり号』でもB特急列車(=夜間特急)は
自由席となります。
夜間なので展望の意味が薄れます。
(ワイン飲み放題コース)
のんびり号⇨1・4両目
(一般車両)
※4車両1編成
北信濃ワインバレー列車内観
ワイン飲み放題車両は(2・3両目)
昭和感あふれるサロンカーです。
ちょっと中途半端感がありますが、
レトロ感を楽しみましょう。
4人掛けのボックス席で
3~4名利用でお1人さま6,500円。
1~2名利用だとお1人さま7,500円。
2名でも対面で座る事ができます。
(別に横並びでも良いけどwお好きにどうぞ)
※一部ボックス席でなく2名並び席もあります。
相席はない(グループ毎座席)との事。
この配慮は有り難い。1人で行くと
列車相席問題がありますからね。
気まずい~空気感が漂うのです。
ワインリスト
今回乗車のワインリストは、
(定期的にワインリスト変わります)
①楠R(赤)
②ソーヴィニヨンブラン(白)
③鎧塚アミュレット(ロゼ)
特徴は減農薬ぶどう使用のワイナリー
④カベルネソーヴィニョン&メルロー(赤)
⑤シャルドネ(白)
特徴は量を追わず品質優先のワイナリー
⑥長野ルージュ(赤)
⑦シオン(白)
特徴は久世福商店運営のワイナリー
以上7種類。
ワインリストを発表しといて、
今更ですけど。。。実は。。。。
私。。。アルコール飲料が。。。
まさかの。。ほとんど飲めないのです。
だけどワインの香りや
味は好き何ですよ。(知らんがな)
なので私の場合は飲むというよりは
舐める程度の試飲です。
係り員の方にほんの少量注いでもらい
飲めない分は破棄してもらいました。
(面倒な客でスミマセン)という事で、
ワインの違いを語れる理由はなく
車内配布された解説が頼みとなります。
サンクゼールワイナリーより引用
ウェルカムドリンクとして1杯目は
共通で⑤シャルドネ(白)が登場。
白ぶどうの中で1番有名で、
別名“白ワインの女王”。
解説によりますと、
香り高いフレッシュさが売りと。
1杯目にふさわしく誰もが好む
無難で王道な味。
⑤シャルドネ(白)
2杯目からは好きなワインを注文可能。
今回のワインリストで、
ロゼは1種のみでしたのでまずは、
③鎧塚アミュレット(ロゼ)を注文。
パティシエ鎧塚俊彦さんとは
関係ない様で“鎧塚”は、
石積み古墳群の名前だそうです。
甘口を期待したのですが辛口ロゼ。
3杯目は⑥長野ルージュ(赤) 解説の
カシスやプラムの様な果実味に魅かれ、
注文したが私の舌ではカシスやプラム感を
残念ながら感じる事はできず(・・;)
でも~の様なだからね。(自分を励ます)
左から③鎧塚アミュレット(ロゼ)⑥長野ルージュ(赤)
4杯目はネーミングが格好良い
①楠R(赤)社名を使うという事は、
エース級の赤ワインって事だね。
バランスが良くエレガントで優しい味。
(解説によるとw)
5杯目は⑦シオン(白)
青リンゴの様な爽やか風味との事。
確かに爽やか感があったぞ。
(本当かよ~)
お口の中に長野が広がったよ。
嗜む程度しか飲んでませんが、
小腹も空いてて酔いが回ってきました。
頭が少しクラクラする気が。
一旦ぶどうジュ―スで休憩。
(ノンアルもあるから安心だよ)
左から①楠R(赤)⑦シオン(白)
実はぶどうジュース(中休み)
6杯目は②ソーヴィニヨンブラン(白)
トマトのヘタの様な青い香りが特徴
との解説があり、正直えっ~!と思い、
試飲を後回しにしていました。
興味本位でどんな味だろう?と
変な期待をしましたが、
無難においしゅうございました。
トマトのヘタだけに解説が下手でしたね。
7杯目でワイン全種制覇。最後は、
④カベルネソーヴィニョン&メルロー(赤)
名前が超長い。
おまけにカタカナで頭に入らない。
程よい果実味と洗練された酸味と
解説にはありましたが、
お子ちゃまなので、
洗練された酸味がわからない。
(洗練された酸味とは?はて?)
正直、細かい味の違いは私には
わかりませんでしたが、
どれも美味しかったですよ。
違いがわかるのはGACKTさまぐらい。
左から②ソーヴィニヨンブラン(白)
④カベルネソーヴィニヨン&メルロー(赤)
ワインのお替りは係り員が
注ぎに来るのではなく、
自らワインカウンターに出向き
注いでもらうシステムでございます。
列車の揺れもなかなかなので、
座席に持ち帰る間にこぼしたり、
他人のお洋服にかけないか
スリリングタイムであります。
列車が揺れてこぼれそう
お食事付き
ワイン飲み放題だけでなく
お食事も付くのです。
ガッツリな感じではなく、
ワインのお摘み的な感じです。
(私はガッツリ感欲しかったw)
たまごサンド
ハムチーズキャロットサンド
信州ワインブレッド
季節のフルーツ
きのことほうれん草のキッシュ
長芋のそば粉フリット
ブロッコリーと海老のサラダ
紫キャベツマリネ
信州サーモン燻製マリネ
モッツァレラチーズとオリーブのピンチョス
信州産牛の赤ワイン煮
沿線情報
沿線情報の車内アナウンスもあります。
『今見えてきましたのが長野刑務所
でございます。(下記写真)』
こんなのどかな場所にあるんですね。
当然、車内アナウンスでは
ありませんでしたが、
あのホリエモンが収容されていた
刑務所でも有名でございます。
長野刑務所
絶景ポイントでは徐行運転。
北陸新幹線との交差地点では
北陸新幹線が通過する時間に走行。
細かい気配りを感じます。
『遠くに見えますのが国の天然記念物
十三崖でございます。』(下記写真)
その他に千曲川、飯縄山、北信五岳
などの景色が楽しめます。
国の天然記念物『十三崖』
列車設備
この列車はトイレ設備がなく、
トイレ休憩のために
小布施駅で停車します。
1回自分のワインを出しましょう。
(小学生レベルの表現)
さすが長野です。
停車中ホームでりんご販売があり、
りんごの試食もありました。
ぐんま名月は貴重品種。
(時期によって色々販売している様です)
座席テーブルがグラグラすると
思ったら、机の脚が貧弱何です。
足があたると動いてしまうのです。
酔えば気にならないかもですが。
列車や設備はイマイチですが、
その分、接客面が素晴らしい!
係り員が褒め上手何ですw
酔いも手伝い気分は上々になるはず。
奥の少女はワインを飲みすぎて
髪の毛がワイン色に!?
ホロ酔いで幻ぃ~を見てる!?
飲み過ぎには注意して下さいね。
(トイレがない グラつくテーブル)
長野駅にて特産品販売あり
何と長野駅では
長野産のキノコ類、りんごなど
お値打ちに販売してましたよ。
エリンギ大2個1袋で90円!
(思わず買ってしまった)
しかもお会計は改札口にて。
駅なか商店レジと書いてありますw
ある時は駅員さん、
ある時は長野特産品販売員!
(1人2役なのです)
混乱して切符をきる時に
『お客さまマイタケですね』と
間違える事はないのだろうか?
駅に漂うのんびり感が良いですね。
華やかさはないものの
昭和感漂うエモい列車
『北信濃ワインバレー列車』
ぜひ乗車してみて下さいね。
ではまた。
byのりドン
コメント