「しまなみ海道」3泊4日の旅
しまなみ海道 4日目
名古屋に戻るには
今治⇨岡山⇨名古屋が一般的ですが、
乗りたい乗り物がある為
少し遠回りして・・・
今治⇨松山⇨広島⇨名古屋の
行程で帰る事にします。
乗ってみたかった乗り物は
下記の2つでございます。
❶8600系いしづち 今治⇨松山へ
❷シーパセオ2 松山⇨広島へ
JR 8600系いしづち
JRの8600系いしづちに
乗車してみたかったのです。
ポップ感ある可愛い座席で
緑&橙バージョンがあります。
車窓から瀬戸内海ビューを見たい
海派の方はA席を狙いましょう。
石鎚山などの山々ビューを見たい
山派の方はD席を狙いましょう。
松山市
松山駅(JR)に到着しました。
松山市駅(伊予電鉄)まで
路面電車で移動します。
何とも紛らわしい駅名!
和歌山に行った時も同じ様な現象が!
和歌山駅(JR) 和歌山市駅(南海)
駅を間違いそうになるし、
意外と離れている所もクリソツ。
しかもどっちが都会やねん問題。
松山は松山市駅(伊予電)の方が都会。
(因みに和歌山は和歌山駅(JR)の方が都会)
大抵デパートがあるスポットの方が都会。
松山市駅には高島屋さまが鎮座。
松山観光港を目指すために
伊予電鉄に乗車して、
松山市駅⇨高浜(高浜線)終点の駅へ
まずは向かいます。
さすが愛媛県!みかん色の車体。
ティモンディの高岸色。
千恵子もおみかん色好きなのよ。
(バカ言ってる)
旧型ですが可愛いらしい車体。
“東京ラブストーリー”最終回の
ロケ地で有名な「梅津寺」駅が
終点目前にありますので、
カンチ!と叫んでみて下さい。
ドラマを知らなくても
海が目の前にある絶景駅ですので、
途中下車する価値があります。
松山市駅から約18分で着きます。
松山観光港
高浜駅から松山観光港間連絡バスに
乗り換え約2分で到着します。(180円)
バスは期待を裏切らないみかん色。
歩いても行ける微妙な距離。
松山観光港はキレイで
空港を彷彿させる建物でした。
お土産売り場もあり、買い忘れの
補充をここでできちゃいます。
シーパセオ2
本日の最大目的はコレナンデス!
(ヒルナンデス風)
シャレオツな「シーパセオ2」に
乗船してみたかったのです。
外観見ただけでテーションアップ↑
いざ船内へ!感動のデザイン船です。
まずは船中央部にある“会”ゾーン。
仲間との会話を楽しんだり、
飲食ができるブレイクタイムゾーン。
品数は少ないですが、売店もあります。
港で食べれずお腹が空いていたので
たこ焼きを注文して着席。
海の景色を見ながら食べられ最高!
次は船頭部にある“快”ゾーン。
快適なデザイン座席が色々とあり
どこに座ろうか悩んでしまします。
自由席の早い者勝ちになります。
GORONE(ごろね)エリアもあり
何とも嬉しい小窓付きなので、
寝ころびながら景色を眺めれます。
贅沢な空間でございます。
最後は船尾部にある“開”ゾーン。
開放的な海を楽しめるエリアです。
靴を脱いで上がる展望リビング
ひき波のHANAREがあります。
屋上へとつながる螺旋階段を備えた
開放的な半屋外空間があって、
外の空気を感じながら
寛げるスペースが充実しています。
日差しを遮るガゼボがあり
直射日光が大敵な方はここへ避難。
人工芝で敷き詰められている
グリーンテラスもあります。
この船のコンセプトが、
“瀬戸内海の移動を楽しむみんなの公園。
定期船でこんなに楽しい船はありません。
クルーズ船の様に楽しめます。
松山⇨広島の全便すべてが
「シーパセオ2」ではないので、
乗船したい方は運行時間を
事前にチエック要です。
(ご注意を!)
松山⇨広島まで約2時間半ですが、
“あっ”という間の船旅でした。
広島港から路面電車で広島駅へ。
新幹線に乗り換え名古屋に到着。
しまなみ海道の旅これにて終了。
老いる前に行くべきですよw
(自転車横断がキツクなる前に~)
最後にしまなみ海道のポイントを
まとめてみましたのでご参考に。
しまなみ海道まとめ
しまなみ海道アップダウン図
上記の図より、
しまなみ海道アップダウンが
1番厳しく大変なエリアは、
大島&来島海峡大橋となります。
超難所を先に制すか後に制すかで
コース決めが変わってきます。
“あなたはショートケーキのいちご”
先に食べる派?後に食べる派?
(愛媛県側がキツイ)
尾道⇨今治コースの場合
超難所が最後になるので、
最初ザコキャラ、最後はボスキャラと
ゲーム感覚の盛り上がりコースです。
逆に今治⇨尾道コースの場合
超難所が最初にくるので
体力がある最初の方に限界突破!
後はへのへのカッパ楽コースです。
まとめてみると
最後に超難所で盛り上がる
レンタルサイクルできる利用時間が長い
(尾道側は開店が早く今治側は閉店が遅い)
来島海峡大橋では進行方向に夕陽
最初に超難所を制覇して後は楽々
途中リタイヤしやすい
(広島県側の方が航路が多い)
向かい風を回避しやすい方向
(追い風になり楽)
島々にスポットを当てていくと
生口島と大三島が観光スポットが多く、
宿泊施設多め、しまなみ海道の中間に
位置しており宿泊場所として最適。
ぶっちゃけ個人的には、
メインの2島である
生口島&大三島以外の島は、
スルーでも良いかと。
民宿やレトロな旅館ではなく
新しく洗練された旅館が好みの方は、
生口島に唯一存在する
「Azumi Setoda」がお勧めです。
(それなりの料金はしますが・・・)
ベストシーズンは気候が良い春か秋。
冬は寒く強風もありお勧めできないが、
空気が澄んでいるので橋からの
瀬戸内海が良く見える利点はあり。
夏は日照時間が長いので、
走行時間を稼げたり
観光を遅くまでできる利点はあるが、
日中が暑すぎて熱射病の恐れが。
本格的な自転車を除いて、
一般的なママチャリ自転車は
約5分で1km進むのが標準スピード。
12倍すると約60分で12km進む。
余裕を持たせてキリよく
1時間10kmを基礎式として
計算すれば、旅行コースの
計画が立てやすいかと思います。
ただ上記の基礎式は
平坦な道での想定なので、
そこにアップダウンを加味して
余裕を持たせる事が必要です。
あくまでも目安ですので、
グーグルマップの経路検索も
巧みに使用しながら、
自分に合った旅行コース計画を。
約70kmのしまなみ海道を
自転車で横断する経験は
貴重な体験かと思いますので、
興味がある方は挑戦してみて下さい。
(私は最初で最後だと思いますがw)
“しま”の山々の緑、
“なみ”の海の青、
絶景の瀬戸内海を見ながら
自転車を楽しんで頂きたいです。
しまなみ海道の旅は
これにて、おしまい。
☟しまなみ海道関連ブログ
またね。
by のりドン
コメント